OTC薬の棚配置で売上アップ!効果的なOTC陳列の秘訣
OTC薬の売り場での配置やレイアウトは、売上に大きな影響を与えます。効果的なレイアウト戦略を導入することで、患者様の目に留まりやすく、購入意欲を高めることができます。今回は、売上アップを狙うためのOTC薬の棚配置の秘訣について、具体的な方法とともにご紹介します。
目次[非表示]
- 1.顧客の視線を意識した配置
- 2.商品のカテゴリ別配置
- 3.視覚的インパクトを活用する
- 4.季節やトレンドに合わせた変化
- 5. 顧客動線を考慮したレイアウト
- 6.情報発信していく空間づくり
- 7.売上UPに貢献するOTC陳列棚のご紹介
- 7.1.OTC陳列什器シリーズ
- 7.2.OTC省力化アイテム
- 8.まとめ
顧客の視線を意識した配置
お客様が売り場を訪れたとき、まず目に留まる場所を意識して商品を配置することが大切です。例えば、目線の高さに人気商品や季節商品を配置することで、自然と手に取りやすくなり、売上の向上につながります。特に、中央付近の棚は注目度が高いため、主力商品を配置するのに最適です。カウンターまわりの什器はついで買いの促進に効果的です。カウンター上に置くタイプから、カウンター横に置く自立タイプまで、さまざまな種類があります。ポップなどと組み合わせ置くとさらに効果的でしょう。
商品のカテゴリ別配置
OTC薬の種類は多岐にわたりますが、カテゴリ別に整理することでお客様が探しやすくなります。例えば、風邪薬、消化薬、痛み止めなど、用途ごとに明確に区分けすることが重要です。また、それぞれのカテゴリ内でも新商品や推奨商品を前面に出すことで、選びやすさと新たな興味を喚起できます。
視覚的インパクトを活用する
商品のパッケージデザインやカラフルなディスプレイを駆使して、視覚的に目立つ工夫をすることも効果的です。特に、新商品の導入時やキャンペーン期間中はポップやバナーを利用して、顧客の注意を引くようにします。視覚的な要素が強調されることで、お客様の興味を引き、購買行動を促進します。
季節やトレンドに合わせた変化
季節やトレンドに応じた商品配置の見直しも欠かせません。例えば、冬場には風邪やインフルエンザ対策の商品を前面に配置し、夏場には日焼け止めや冷却シートなど季節商品を強調します。また、トレンドに敏感な商品、例えば新型コロナウイルス対策グッズなどもタイムリーに配置することで、お客様の関心を引きやすくなります。
顧客動線を考慮したレイアウト
お客様が自然な流れで売り場を回れるように、動線を意識したレイアウトを考慮しましょう。例えば、入口からレジまでの経路をスムーズにし、途中で必要な商品が簡単に見つかるように配置します。
情報発信していく空間づくり
OTC薬の情報発信は、薬局の信頼性と顧客満足度を高めるために欠かせない要素です。薬局内に情報コーナーを設置し、旬なOTC薬の効果や使用方法、注意点などを掲示することで、患者様の関心を引き、正しい薬の選び方をサポートできます。タッチパネル式の情報端末を導入することも一案です。これにより、セルフサービスの情報提供ができ、質問がある場合には薬剤師が対応するというハイブリッドな運営が可能です。
売上UPに貢献するOTC陳列棚のご紹介
OTC陳列什器シリーズ
店内デザインや規模にあわせて柔軟に対応できるOTC陳列什器シリーズ
オプションパーツは多種あり、 48品目医薬品から健康食品や薬用化粧品の陳列にいたるまで、用途に合わせた組み合わせが可能です。
OTC省力化アイテム
自動前出し機能のあるフックや、棚板による省人化アイテムです。
まとめ
OTC薬の棚配置は、単なる商品陳列ではなく、売上アップに直結する重要な戦略です。顧客の目線や動線、季節やカテゴリ別の配置を工夫することで、より効果的な売り場作りができます。ぜひ今回ご紹介したポイントを取り入れて、魅力的なOTC薬の売り場を実現してください。