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名古屋市立大学薬学部と連携
災害時の薬局開設をテーマに体験型授業を実施

――地域と未来をつなぐ学びの場として――

2025.10.09

中日販売株式会社は、名古屋市立大学薬学部と連携し、「災害時の避難所における薬局開設」をテーマとした体験型授業を9月中旬の3日間にわたり実施しました。

本取り組みは、地域連携による教育支援を通じて、薬局業界の未来を担う人材育成と地域社会への貢献を目的としています。

授業には薬学部3年生約20名が参加。学生たちは初日当社ショールームを訪れ、実際に薬局で使用される設備や什器を見学し、限られたスペースの中でどのように薬局機能を確保できるかを検討しました。2日目は瑞穂消防署にて、救急医療や減災対応の現場を学び、災害時に薬剤師がどのように地域と連携し支援できるかを考察。最終日には中日販売本社会議室にて、これまでの学びをもとに学生たちがグループごとに発表を実施。避難所での薬局機能や健康支援のアイデアをプレゼンテーションしました。段ボール製の調剤台や個室ブースを活用した健康相談の提案など、現実的かつ創造的な発想が多く見られました。

ショールームにて什器等を見学

最終日学生たちによる発表

本授業は、名古屋市立大学薬学部、瑞穂消防署との三者連携によって昨年に続き実施されたもので、医療現場だけでなく「医療を支えるモノづくり」の重要性を学生に伝える貴重な機会となりました。


中日販売は、地域の教育機関との連携を通じて、薬局が果たす社会的役割を次世代に伝え、災害対応や地域医療体制の強化に貢献してまいります。

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